優しくなる世の中で生きるとある20代の気持ち

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読んだ。

会社も上司も先輩も厳しくしてくれない今の日本で若者が成長していこうと思うと自分で自分に厳しくなる、ストイックになるしかないというのはとても共感できるところ。

ここで「自分で自分に厳しくなれる」ためには何かに夢中になっている、周りがどれだけ咎めようと熱中できるモノがある環境かどうか、というのが結構効いてくるように考えている。

生存戦略や成長戦略としてスキルを磨いてそれを評価してもらう方針を取るとして、スキルを伸ばしていくには絶対的に経験値が必要。

周りが自分に厳しくない中で圧倒的な経験値を得るためには自分がそれに対して熱中していることが必要。という具合に思う。

要は自然と本業にめちゃくちゃのめり込める職場を見つけたいね、という事なのですが。

何かに熱中していれば、それに関するスキルは自然と磨かれるはずで、「スキルを磨きたい」という動機から入るとあまり上手くは行かなさそうだよね。という感じ。

ただ、ここで大抵の人はどんなに不満を抱えたいたり恵まれない環境だとしても、基本的には職業選択の自由を行使した結果として今の職に就いているはずなので、「自分で選んだ仕事なんだからこの仕事には熱中できるはずなんだ」と少しズレて自分に厳しくなり始めると、一気に心の治安が傾いてしまうのでバランス感覚の見極めがとっても難しいなぁとも思う。

副業の時代、個人の時代なので今なら何だって1人で始められるし本業の比重を高くする必要は無いよ。とも言われそうだけど、自分はやっぱり人と何か仕事をしている状態が1番好きなので、副業で自分のビジネスを小さく作っていって、みたいなのが上手く思い描けないんだよなぁ。