社会人2年目、夏の帰省。

現在、実家のある関西に向かう新幹線の中だ。

大学進学のタイミングで実家を出て以降、あまり実家に寄り付かないタイプの長男だった。

過去形で書いたが今もそうで、盆暮れ正月くらいしか帰らないし、帰ったとて帰省中の予定は高校の同級生や大学の同期と会うことに占められるので、結局実家にはあまりいない。

学生の時は酷い時はそもそも帰らないし、帰ったとて寝泊まりするだけの場所程度の認識であった。

そもそも家にいたところで家族にもそれぞれ仕事があり、わりと各自の生活リズムを生きている家庭である。

それでも半年に一度くらいは顔を見せておこうということで、社会人になって以降は意識的に帰省して家族に顔を見せる機会を確保しておこうと思っている。

社会人生活にも慣れて余裕も出てきたので、珍しく土産の菓子もしっかり買った。

こういう心持ちになったのには、昨年に母方の祖父が他界したことがわりと大きく影響しているだろう。

今回の帰省も主な目的は祖父の一周忌に出るためなのだ。

書き出すと長くなってしまうので別の機会に譲るが、世話になった自覚のある親族の死に触れると、それなりに死生観や家族親戚の捉え方に変化があった。

会えなくなってから悔やんでも遅いので、息子として孫として、できるだけ元気でやっている事は積極的に伝えておくべきだろう。

でも、東京と関西を移動する交通費はバカにならないなぁ。